A 馬毛島では再編交付金と引き換えに自然豊かで静かな馬毛島が、爆音轟く戦争準備の訓練場となり、さらに出撃基地となってしまう恐れがあります。防衛省は環境影響評価(アセスメント)の評価どころかその前段の準備書すら示していません。それなのに入札公告を連発し、馬毛島基地整備費3183億円を盛り込んだ22年度予算委員会案を閣議決定しました。
B 鹿屋市では、鹿屋基地に米空軍の無人偵察・攻撃機MQ9リーパー7機と米兵100人規模の部隊が配備されようとしています。防衛省はこのMQ9は「海洋監視」のためとしていますが、偵察が目的なら偵察を専門とする無人機を配備するはずです。対戦車ミサイル、空対空ミサイルや誘導爆弾が搭載可能な攻撃型の無人機を配備する必要はありません。また、MQ9はイラクやアフガニスタンに配備されていますが、誤爆や巻き添えにより多くの民間人が犠牲になっています。